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令和2年2月12日静岡新聞:記事全文

見出し 「学びの庭」成果発表 菊川型小中一貫教育 構想の姿を共有
日付 2020.2.12
新聞名 静岡(朝)
17
連載・コーナー 浜松・遠州
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市教委はこのほど、岳洋中学校区をモデルに2019年度から始まった菊川型小中一貫教育「学びの庭構想」の1年間の成果発表会を同市の中央公民館で開いた。学校関係者や地元住民ら約120人が参加し、中学校区を「一つの学び舎」として地域とともに子どもを育てる構想の目指す姿を共有した。 同中学校区では19年度の1年間で小中合同授業や地元企業ホクトとのキャリア教育などを実施したほか、学校が家庭や地域との連携を強化する基盤となる学舎運営協議会を立ち上げて構想推進に向けた具体策の検討を進めてきた。生徒からも前向きな感想が多く寄せられているという。発表会では、岳洋中の赤堀ひとみ校長ら担当教員が構想の概要や1年間の取り組み内容を紹介した。教育現場における今後の課題として、学校支援ボランティアの高齢化やプログラミングなど学習の多様化を挙げ、地元住民らに協力を求めた。静岡大大学院教育学研究科武井敦史教授による講演も行われた。