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令和2年8月12日静岡新聞:記事全文

見出し 掛川・菊川市ごみ処理施設 業者が修繕費全額負担
日付 2020.8.12
新聞名 静岡(朝)
17
連載・コーナー 浜松・遠州
ジャンル 地域 西
記事全文 掛川市・菊川市衛生施設組合は11日、両市のごみ処理施設「環境資源ギャラリー」の故障に伴う費用の一部を、施設を管理運営するタクマ・タクマテクノスJVが負担することを決めた。同組合によると協議の結果、同社が道義的責任を踏まえ、焼却炉2炉の修繕費全額と、静岡市へのごみの委託費の一部を負担することに合意した。当初予定していた処理費と運搬費を含む外部委託費は6800万円で、半分の3400万円を同社が負担する。ごみ処理非常事態宣言期間中(60日間)の、同市への最終的な搬出量は当初予定を下回る2176トンで、委託費は約5900万円だった。 掛川市の松井三郎市長は同日の定例記者会見で、宣言期間中、同市では前年同時期と比べて約493トン(12・9%)の可燃ごみが減少したと報告。「市民の理解と協力が得られた結果」と感謝した。