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令和2年9月8日静岡新聞:記事全文

見出し 新設の外国人相談窓口 コロナ禍で対応増 菊川市長答弁
日付 2020.9.8
新聞名 静岡(朝)
16
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市の太田順一市長は7日、市議会9月定例会一般質問で、3月に開設した外国人相談窓口に、7月末までに487件の相談があったと報告した。西下敦基氏(市民ネット)への答弁。 窓口は市役所庁舎東館「プラザきくる」に設け、入管手続きや雇用問題など外国人住民からの相談に多言語で対応している。新型コロナに関連した相談は7月末までに213件で、中でも特別定額給付金に関する相談は153件だった。また、5月に開設した窓口のフェイスブックページの運用実績や、11月から行う新たな取り組み「初期日本語教室」の説明もし、今後も多文化共生施策を推進する方針を示した。太田市長は次期市長選に出馬しないことを、宮城力弘氏(みどり21)への答弁で明らかにした。答弁後の記者団の質問に対し、太田市長は「後継者候補は考えていない。旧菊川町と旧小笠町の合併後、市の一体感を早期に出すことができた」と4期16年間を振り返り、達成感をにじませた。小林博文(市民ネット)、水野貞幸(みどり21)、竹内敏行(同)、横山隆一(無所属、日本共産党)、落合良子(無所属)各氏も登壇した。