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令和3年1月18日静岡新聞:記事全文

見出し 菊川市新市長の抱負 長谷川寛彦氏 豊富な財政知識生かす
日付 2021.1.18
新聞名 静岡(朝)
17
連載・コーナー ワイドしずおか
ジャンル 県内総合
記事全文 1984年に県庁に入庁し、税務課長や交通基盤部理事などを歴任した。2018年から20年12月までは天竜浜名湖鉄道の社長を務め、名物社長として、SNSを通じた広報や「鉄印帳」の販売が話題に。新市長として「長年の行政経験と経営者としての経験を生かして、菊川市をさらに発展させる。住みやすい菊川の魅力を全国に発信する」と抱負を語る。最重要課題に掲げるのは新型コロナウイルス対策。感染拡大は経済にも大きな影響を及ぼしていて、税収不足が見込まれる。「予算が少なければ、知恵を絞り汗をかいて難局を乗り越える」と強調。太田順一市長が進めてきた施策を継承しつつ社会の変化にも対応していく。県での経験で特に市政運営に生かしたい分野は財政の知識。歳入予算の見積もりに長く携わった。「自治体の予算がどれくらい減るか予測できる。税収構造は誰よりも詳しい」と自負する。県や天浜線沿線市町との強いパイプも強み。今後さまざまな分野で「広域連携が必要」と考え、特に中東遠地域の横のつながりを重要視する。バンド活動やバイクのレストア、野球観戦、カメラ、書道など趣味が多い。長女は独立し、現在は妻と長男と暮らす。