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令和3年1月31日静岡新聞:記事全文

見出し アートで地域再発見 5団体 取り組み報告 菊川
日付 2021.1.31
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー ワイドしずおか
ジャンル 県内総合
記事全文 県労働者福祉基金協会は30日、まちづくりとアートの関係を考える講座「ふじのくに地域芸術祭セッション なぜまちづくりにアートが必要か?」を菊川市のプラザきくるで開催した。地域芸術祭などを実践する団体が参加し、24人が聴講した。富士の山ビエンナーレ実行委員会、遠州横須賀倶楽部、原泉アートプロジェクト、アートコラールきくがわ、クロスメディアしまだの5団体の代表が取り組みを報告し、活動の原動力やコロナ禍での工夫について意見を交わした。文化芸術を地域で活用するメリットととして、遠州横須賀倶楽部の横山忠志氏は「アートが住民に町並みを考える力をくれる」と指摘。アートコラールきくがわの笠原活世氏は「住民が地域の魅力を再発見できるから、まちづくりにアートは必要」と強調した。