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令和3年3月11日静岡新聞:記事全文

見出し コミュニティバス改善へ 菊川市議会 市長答弁 利便性向上図る
日付 2021.3.11
新聞名 静岡(朝)
22
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市の長谷川寛彦市長は10日、市内8コースで運行するコミュニティバスの現状を説明し、利便性向上を図る考えを示した。市議会2月定例会一般質問で、渥美嘉樹氏(みどり21)に答えた。コミュニティバスは本年度、路線を増設し、一部路線でデマンド試験運行を導入する再編を実施した。1日当たりの利用者数は2019年度で133人と、15年度から9%増加しているが、利用者数に対し運賃免除者が年々増え、収入増加が難しい。長谷川市長は「利便性確保と収支改善は不可欠。情報発信、情報収集に取り組み新規利用者の拡大を図る」とした。デマンド試験運行「コミタクくん」は、見込み以上に利用者数が少なく、課題の把握や改善を進める。一般質問には横山陽仁(みどり21)、渡辺修(同)、須藤有紀(無所属、諸派)、織部光男(無所属)各氏も登壇した。新型コロナ対策支援や水道料金軽減事業費を含む21年度一般会計補正予算案を含む3議案を追加上程した。