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令和3年5月14日静岡新聞:記事全文

見出し 掛川、菊川など中西部5市 側溝のふた 200枚超盗難被害
日付 2021.5.14
新聞名 静岡(朝)
26
連載・コーナー
ジャンル 市民スポーツ
記事全文 掛川、菊川など県中西部5市で3月以降、側溝のふたの盗難被害が相次いでいることが13日、明らかになった。5市によると、被害は少なくとも200枚以上で、被害額は掛川市で約108万円、菊川市で約90万円に上るという。盗まれたのは金属製で格子状の「グレーチング」や「縞鋼板(しまこうはん)」と呼ばれる板状のふたで、グレーチングは長さ約1メートル、幅30~40センチの規格が主。同日までに掛川市で60枚、菊川市で43枚、御前崎市で39枚、島田市で37枚、牧之原市で28枚が被害に遭ったとみられる。いずれも市街地から離れた茶畑など「耕作者しか来ないような場所」(掛川市維持管理課)。御前崎市池新田、高松地区や掛川市千浜地区では国道150号以南に集中しているという。島田市では被害により茶園への車の乗り入れに支障が生じたため、急きょ新品を手当てした。牧之原市は在庫のグレーチングを設置し、複数枚をボルトで連結して持ち出しにくくした。各市とも管内の警察署に通報済みで「不審な車を見かけたら連絡してほしい」「車を運転する際はふたが無くなっている場所に注意を」などと呼び掛けている。