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令和3年6月11日静岡新聞:記事全文

見出し 菊川茶販路拡大へ意欲 市長 生産者や茶商と意見交換 市議会一般質問
日付 2021.6.11
新聞名 静岡(朝)
20
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市の長谷川寛彦市長は10日、市の茶業について関係者と連携して課題を洗い出し、販路を拡大することに意欲を示した。市議会6月定例会一般質問で渥美嘉樹氏(みどり21)に答えた。長谷川市長は5月に生産者や茶商、JA、商業者との意見交換会を開き、組織の高齢化や後継者不足などの課題が指摘されたと報告。今後の方向性としては経営が成り立つ産地を目指し、さまざまなデータを分析する。お茶の輸出に関しては海外での需要が伸びると考え、調査研究に努めるとした。織部ひとみ氏(同)の女性の貧困に関する質問には、14日から、経済的、家庭的な事情で生理用品を購入できない女性にプラザけやきと市内全小中学校で無償配布すると答弁した。プラザけやきでは専用の意思表示カードを配布窓口で提示して女性職員が用品セットを渡す。学校では保健室に保管し、養護教員が児童生徒の状況を確認して配布する予定。一般質問には西下敦基(市民ネット)、横山隆一(無所属、日本共産党)、坪井仲治(みどり21)、倉部光世(市民ネット)各氏も登壇した。