記事全文
令和3年11月19日静岡新聞:記事全文
見出し | 営農型太陽発電事業 碾茶栽培事例学ぶ 県農業会議 |
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日付 | 2021.11.19 |
新聞名 | 静岡(朝) |
面 | 9 |
連載・コーナー | 茶況 |
ジャンル | 経済 |
記事全文 | 県農業会議は17日、「営農型太陽光発電事業に係る研究会」を菊川市倉沢の茶生産販売業、流通サービスで開いた。同社の服部吉明社長が太陽光発電装置を搭載した被覆棚で抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)を栽培する茶園を紹介した。再生可能エネルギーが注目され、営農型太陽光発電事業への関心も高まっているが、下部農地での営農に苦慮する事例もあるため、優良事例を学ぼうと研究会を初めて開催した。県や市町、農業委員、発電事業者など約50人が参加した。同社の太陽光パネルを搭載した被覆棚は売電収入で設備投資負担を軽くしている。服部社長は「太陽光パネルを設置した茶園は霜が降りず、夏の干ばつも防ぐことができる」と効果を説明した。 |