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令和3年11月21日静岡新聞:記事全文

見出し 竜虎ぼ水墨画 あすまで回顧展 菊川ギャラリー
日付 2021.11.21
新聞名 静岡(朝)
20
連載・コーナー 西部
ジャンル 地域 西
記事全文 東洋水墨美術協会の創始者で2008年に亡くなった水墨画家佐々木鉄心さんの回顧展「竜虎相搏(う)つ」が20日、菊川市本所のギャラリー画禅庵で始まった。来年の干支(えと)の寅(とら)にちなんだ企画。22日まで。回顧展は、鉄心さんの長男で庵主の寛直さん(52)が千点以上の作品の中から毎月テーマを決めて開いている。126回目の今回は竜と虎の水墨画を50点展示した。黒一色で描かれ、濃淡やにじみ、かすれなどが筆で表現されている。寛直さんは「見る人によって虎の表情が違い、想像するのが楽しいと思う」と話した。画禅庵は六郷小の向かいに位置する。入庵料は喫茶付きで500円。