記事全文
令和3年12月3日静岡新聞:記事全文
見出し | 茶くずで染め物 菊川・茶農家堀さん提案 |
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日付 | 2021.12.3 |
新聞名 | 静岡(朝) |
面 | 9 |
連載・コーナー | 茶況 |
ジャンル | 経済 |
記事全文 | 茶を加工する際に発生したくずやけばを染め物に活用する体験会がこのほど、菊川市倉沢の上倉沢公会堂で開かれた。茶草場農法を実践する茶農家堀延弘さん(64)の企画で、自身が事務局長を務めるNPOせんがまち棚田倶楽部の棚田オーナーら約60人が参加した。製茶機械などにたまった茶のくずから抽出した液に無着色のトートバッグを浸し、媒染剤で色止めした。染色前に布地の一部を輪ゴムなどで絞り、オリジナルの模様付けも楽しんだ。持続的な農業システムと位置付けられる茶草場農法と廃棄物の有効活用を組み合わせて、環境価値を高める狙いがある。堀さんは「捨てることを考え直す試み。恒例行事にしていく」と話した。 |