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平成28年5月13日静岡新聞:記事全文

見出し 人口減少策考える 菊川市職員が問題解説―小笠高生 研究授業
日付 2016.5.13
新聞名 静岡(朝)
21
連載・コーナー 浜松・遠州
ジャンル 地域 西
記事全文 高校生の発想や行動力をまちづくりに生かす「フレンドシップ協定」を菊川市と結ぶ県立小笠高で12日、市職員が地域の問題を解説する「高校生ふるさとセミナー」が行われた。 同校が行う課題研究授業の一環で、人口減少問題を課題に選んだ3年生29人が受講した。市企画政策課の戸塚公太さんが講師を務め、「就職や進学で転出した若い世代が地元に戻らないケースが多い」と菊川市の人口減少の要因について解説した。生徒は「外国人労働者を増やして人口を維持できないか」「若者が地元で結婚するように促すにはどうしたらいいか」などの意見を出して話し合った。今後、生徒は市の協力などを得ながら研究を進め、1月に成果を発表する。松下直生さん(17)は「菊川市は自分が育った大事な場所。人口減少を止めるアイデアを真剣に考えたい」と話した。