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平成28年6月22日静岡新聞:記事全文

見出し 「停止継続よい」53% 3年連続過半数―菊川市民 原発調査
日付 2016.6.22
新聞名 静岡(朝)
21
連載・コーナー 浜松・遠州
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市は21日、本年度の市民アンケートの調査結果を公表した。中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の今後について尋ねた質問では、「停止しておいた方がよい」と答えた割合は53・1%(前年度比1・8ポイント減)だった。前年から微減したものの、3年連続で過半数となった。浜岡原発に関するほかの項目では、「安全が確認できれば稼働した方がよい」が3・6ポイント増え24・9%。「どちらとも言えない」が0・9ポイント減の16・9%、「わからない」が0・2ポイント減の4・0%と続いた。「停止しておいた方がよい」は、調査を始めた2014年度は56・1%で、3ポイント減少している。 結果について、太田順一市長は同日の定例会見で「半分以上が慎重だという事実はある」と述べた。一方、住みやすいまちかどうかを聞いた質問では、「住みやすい・どちらかといえば住みやすい」と回答した人は59・1%で1・9ポイント増えた。アンケートは市内に住む20歳以上の2千人を対象に4月、無作為抽出で実施した。郵送配布し1007通(回収率50・4%)を回収した。