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平成29年5月26日静岡新聞:記事全文

見出し 自転車イベント提案へ 小笠高生が課題研究授業―菊川
日付 2017.5.26
新聞名 静岡(朝)
20
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市の県立小笠高で25日、菊川をPRするサイクリングイベント企画を考える課題研究授業が開かれた。3年生25人が地元の名所を巡るサイクリングコースを提案した。遠州地域を舞台にした「遠州ゆるゆるガイドライド」を企画、運営する掛川市の塩田光孝さん(33)と山崎清一さん(59)が講師を務めた。塩田さんは「すでに有名な場所よりも、自分たちがよく行く隠れた名所を考えて。高校生ならではの視点を生かせばより魅力的なコースが作れる」と解説。生徒はアドバイスを受けながら地域の和菓子屋や寺院、公園などを通るオリジナルのサイクリングコースを考えた。授業は同校が菊川市と連携して展開する「高校生ふるさとセミナー事業」の一環。生徒は市の課題を学び、解決策を提案する。今後より具体的なイベント企画を考えて、1月には市職員らを前に最終プレゼンを行う。授業に参加した川崎友也さん(17)は「コース作りを通じて地域の魅力を改めて考えた。ぜひ実際のイベントとして開催してみたい」と話した。