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平成30年8月29日静岡新聞:記事全文

見出し 駅自由通路設置へ調査費 菊川市 9月補正に計上
日付 2018.8.29
新聞名 静岡(朝)
20
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市はJR菊川駅の南北自由通路設置に向け、調査委託費2500万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を30日開会の市議会9月定例会に提出する。本年度中に通路の位置、規模、形態などについて、JR東海に調査を依頼する。菊川駅は南口しかなく、北口と通路の設置は長年の地域課題。市は調査結果を受けて設置に向けた作業を本格化させる。ただ、高額の経費が見込まれるため財源の検討も必要になる。 駅北地域は近年、マンションや商業施設の建設が進んでいるが、市民の間では南北の往来に不便を訴える意見が多い。市は2017年度に策定した駅北整備構想で、自由通路と橋上駅舎化を「構想実現に最も重要な施設」と位置付けている。市内各種団体でつくる「東海道本線菊川駅の橋上化を推進する会」は28日、自由通路や橋上駅舎化の早期事業化などを求める要望書を太田順一市長に提出した。会長の清水厚市商工会長は「住みよいまちづくりのため一日も早く進めてほしい」と話した。