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平成31年4月18日静岡新聞:記事全文

見出し 戦没者慰霊 扁額を新調―菊川の遺族会壮年部
日付 2019.4.18
新聞名 静岡(朝)
24
連載・コーナー
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市菊川地区遺族会壮年部(戸塚宏一部長)は832人の戦没者を祀る菊川招魂社拝殿(同市加茂)の扁額(へんがく)を新調した。このほど、関係者が集い除幕式が開かれた。扁額は縦約40センチ、横約170センチのヒノキ製。「殉国之英霊」と彫られている。昭和40年に設置された扁額が経年劣化で破れていたことに加えて、30年超にわたって社殿周辺の管理や、慰霊活動を行ってきた壮年部の証を残そうと新調した。式典には壮年部メンバーや市職員、太田順一市長ら約40人が出席した。国歌斉唱や玉串奉納など神事に続いて、戸塚部長は「英霊慰霊の活動の証と英霊の魂とともに戦争の悲惨さ、その遺族の苦しみ、平和の尊さが語り継がれていくと確信している」と述べた。