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令和3年1月22日静岡新聞:記事全文

見出し 大詰めの菊川市議選 六郷地区 7人の激戦 投票率 最低更新の可能性
日付 2021.1.22
新聞名 静岡(朝)
18
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 任期満了に伴う菊川市議選は24日の投開票に向けて終盤戦を迎えた。定数17に対して22人(現職12、元職1、新人9)が立つ混戦に。投票率は市長選が無投票で終わったことや、新型コロナウイルスが感染拡大していることから、過去最低だった前回選(68・27%)を下回る可能性がある。多くの陣営が当落ラインは850票を下回ると予想する。大票田の六郷地区は7人が立つ激戦。内田氏は地盤固めに余念がなく、倉部氏は2期務めた実績をアピール。竹内氏は対話と共創のまちづくり、元職の西沢氏は福祉や教育の充実、速水氏は住みやすい菊川市を政策に掲げる。石井氏は事務所を設ける河城地区からの集票も狙い、最年少候補の渥美氏は市内全域で活動する。内田地区は現職2人と新人のし烈な争い。横山隆氏は共産党支持層の掘り起こしを急ぎ、横山陽氏は地元票集めに注力する。新人の坪井氏は自治会長などを歴任し顔が広い。町部地区からも3人が立つ。小林氏はコミュニティ協議会の人脈を生かして再選を目指す。織部ひ氏は公明党支持層からの集票を広く見込む。山本氏は市民を守る財政支出を掲げる。前回上位当選した議員が引退した加茂地区は人口の多い市中心部。ともに2期目を目指す織部光氏と鈴木氏の2人が票を分け合う。河城地区は前回トップ当選した赤堀氏が他地区からの切り崩しを警戒。西方地区の東氏は引退した議員の地盤を受け継ぐ。横地地区からの出馬はなく、各候補が集票を狙う。小笠東地区は新人2人が立候補。元JA理事の渡辺氏は地盤を広く固め、須藤氏は政治団体支持者や地区、同級生などから集票する。前回2人当選した平川地区は、ベテラン議員が引退し、西下氏が票をまとめる。議長を務める嶺田地区の松本氏と、小笠南地区の山下氏はともに地元支持を固め、3選を目指す。立候補者 (届け出順、定数(17)―22)織部光男  71 無現 防災士 竹内敏行  71 無現 菊川LC会長 内田隆   72 無現 農業赤堀博   73 無現 理容師 渡辺修   61 無新 農業 松本正幸  72 無現 議長 山下修   65 無現 コンクリート会社役員 鈴木直博  72 無現 知財コンサルタント 西下敦基  45 無現 観光農園会社役員 坪井仲治  65 無新 [元]電力会社社員 織部ひとみ 64 公新 党小笠支部副支部長 東和子   64 無新 [元]教育相談員小林博文  56 無現 電気通信会社社員 須藤有紀  28 諸新 政治団体市代表横山隆一  68 共現 広告会社顧問 横山陽仁  70 無現 商事会社社長山本紘之  35 無新 飲食店店主 速水正弘  68 無新 植物関連学会役員石井祐太  32 無新 IT関連会社社長 西沢和弘  64 無元 楽器店店主 倉部光世  58 無現 [元]子育て支援団体代表 渥美嘉樹  25 無新 [元]自動車メーカー社員