記事全文｜令和3年1月～3月｜菊川市　新聞記事

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見出し	黒田家代官屋敷で放水手順を確認　菊川で訓練
日付	2021.1.25
新聞名	静岡(朝)
面	16
連載・コーナー	浜松・遠州
ジャンル	地域　西
記事全文	菊川市の国指定重要文化財の黒田家代官屋敷で２４日、文化財防火デー（２６日）を前に防火訓練が行われた。消防署や消防団、自主防災会から約４５人が参加して、放水銃の使い方や放水作業の手順を確認した。訓練は長屋門付近から出火した想定で実施された。非常ベルが鳴ると所有者が消防に通報し、すぐに消防団と自主防災会が放水銃で放水を始めた。消防署員は指揮所を設置し、長屋門などに向かって放水した。二俣章太郎消防署長は首里城やノートルダム大聖堂が火災に遭ったことに触れ、「先人が残した文化財を守る必要がある」と強調した。黒田家当主の黒田淳之助さん（８３）は「それぞれが役割を確認して、連携して訓練ができた」と感謝した。