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令和3年2月25日静岡新聞:記事全文

見出し 「和の給食」を高校生が考案 鈴木さん(袋井)最優秀 シラスや黒はんぺん使用 菊川で試食会
日付 2021.2.25
新聞名 静岡(朝)
22
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 県中遠農林事務所はこのほど「高校生による和の給食コンテスト」を開き、中遠地域の最優秀賞に袋井高3年鈴木詩織さん(袋井市)の「静岡感じるあったか給食」を選んだ。カルシウム豊富なシラスや黒はんぺんを使ったメニューで、24日に菊川市が市内小中学校の学校給食として提供した。管内6市町の高校生から116点の応募があった。鈴木さんの作品は、衣に茶葉を混ぜた黒はんぺんチーズフライ、シラス入りの小松菜おひたし、白玉餅と野菜のけんちん汁という組み合わせ。審査した菊川市の浅井沙織栄養教諭は「成長期に必要なカルシウムは、和の料理では意外に取りにくい。給食的に大変ありがたいアイデア」と高く評価した。鈴木さんは菊川学校給食センターで試食会に参加し、「静岡らしい海の食材を、小学生でも楽しく食べられるようにと考えた。受賞はびっくりで、うれしい」と話した。優秀賞2点は磐田農の青島里奈さん、磐田北チーム(鈴木汐音さん、西山みのりさん、松山明日葉さん)だった。