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令和3年5月21日静岡新聞:記事全文

見出し 深蒸し特有の香味良し JA遠州夢咲が一番茶品評会 牧之原茶農協 最高賞―菊川
日付 2021.5.21
新聞名 静岡(朝)
20
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 JA遠州夢咲荒茶出荷者協議会は20日、第38回一番茶荒茶荷口品評会を菊川市和田の茶業振興センター「サエリア」で開いた。牧之原茶農協(同市牧之原)が最高賞の一等一席を受賞した。生産と製茶技術向上、消費者ニーズに合った荒茶品質の探求を目的に毎年実施している。今回は管内で4月中下旬に生産された荷口27点が出品された。一等二席は山本製茶(同市吉沢)、一等三席は丸マ落合園(同市本所)だった。取引先の役員やJA職員6人が審査した。全国茶品評会の深蒸し茶の審査基準に合わせ、外観、香気、水色、滋味の4項目を採点して、合計得点により順位を決めた。審査長を務めた春木屋(甲府市)の青柳元章社長は「上位のものは深蒸し茶特有の香味を感じさせる優品が多かった」と講評した。