記事全文
平成27年10月31日静岡新聞:記事全文
見出し | 全国学テ 中学全科目平均上回る 菊川市 ICT授業活用の成果 |
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日付 | 2015.10.31 |
新聞名 | 静岡(朝) |
面 | 23 |
連載・コーナー | 浜松・遠州 |
ジャンル | 地域 西 |
記事全文 | 菊川市総合教育会議は30日、市立図書館菊川文庫で会合を開き、本年度の全国学力テストの結果について意見を交わした。中学校は3教科5科目のテストいずれも全国と県の平均を上回り、市教委はICT(情報通信技術)の活用が児童・生徒の理解度を増すことにつながったとの見方を示した。小学校は全国比較で理科、県比較で国語Aと算数Aが平均を下回ったが、その他のテストは平均以上だった。同市は2013年度から、板書の手間を省くといった効果を狙い一部の学校でタブレット端末を使った授業を研究していた。赤堀ひとみ学校教育課長は「導入が学習時間の確保につながっている」と分析した。一方で石原潔教育長は「テスト後の指導を計画的に実施し成果につなげる必要がある」とフィードバックの重要性を指摘した。5月に人口減少対策の一環で実施された中学生対象の企業説明会も議題になり、委員は「好奇心旺盛な時期なので働くイメージがしやすい」「小学校や高校でも行えば子どもの視野が広がる」などと意見を出した。 |