記事全文
平成28年1月8日静岡新聞:記事全文
見出し | 丹精込め茶仕上げる 菊川と小笠の保存会が初揉み会 |
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日付 | 2016.1.8 |
新聞名 | 静岡(朝) |
面 | 18 |
連載・コーナー | 浜松・遠州 |
ジャンル | 地域 西 |
記事全文 | 菊川茶手揉(もみ)保存会と小笠手もみ製茶技術保存会は7日、「お茶の木地蔵」がまつられている菊川市潮海寺の長泉寺で「新春初揉み会」を開いた。両保存会の会員約20人が参加した。昨年4月に収穫した後、冷凍保存しておいた一番茶の生葉10キロを使用。会員らは今年一年間の茶業発展への願いを込めながら、伝統の技を駆使して茶葉をもんだ。仕上げたお茶は同地蔵に供えるとともに、手分けをして100歳以上の市内高齢者31人のもとへ届けた。太田順一市長にも贈った。菊川茶手揉保存会の宮城武彦会長(74)は手もみ技術を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録しようという動きがあることを踏まえ、「多くの人に手もみ技術への興味を持ってもらえれば」と話した。 |