記事全文｜平成29年7月～9月｜菊川市　新聞記事

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見出し	耐風雨、耐震性　試験棟を運用―日東工業菊川工場
日付	2017.9.15
新聞名	静岡(朝)
面	8
連載・コーナー	経済しずおか
ジャンル	経済
記事全文	キャビネットや分電盤を製造する日東工業（愛知県長久手市）は１３日、菊川市の同社菊川工場で、製品の耐風雨や耐震性能を検証する新試験棟の運用を開始した。　風雨試験設備は業界初という。建築面積約１２８０平方メートル、試験設備を含めた投資額は約２０億円。住宅倒壊の恐れがある風速毎秒６０メートル、降水量３００ミリまでの暴風雨を発生でき、屋外設置されるキャビネットの耐久性を自然に近い形で確認する。耐震試験は熊本地震や東日本大震災など巨大地震の揺れを再現。縦横、上下の３方向に揺れを起こすことで実際の揺れ方に近づけた。佐々木拓郎社長は「最近は異常気象に耐える製品が求められている。性能検証力をさらに高め、安心安全な製品作りに取り組みたい」と述べた。