文字のサイズ

小 中 大

記事全文

平成30年2月15日静岡新聞:記事全文

見出し 教育施設や庁舎整備 一般会計185億円 合併後 最大に―菊川市
日付 2018.2.15
新聞名 静岡(朝)
21
連載・コーナー 浜松・遠州
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市は14日、2018年度当初予算案を発表した。一般会計は17年度当初比1・9%増の185億6200万円。子どもの増加に伴う教育、保育施設の整備や庁舎整備など大型事業が重なり、合併後最大規模となった。同日開会の市議会2月定例会に提出した。特別会計5会計は12・1%減の86億9500万円。企業会計3会計は14・6%増の93億2900万円。 一般会計の歳入は市税が0・3%減の71億1千万円。人口増で個人市民税は微増、法人税や固定資産税は微減を見込んだ。施設整備に充てる合併特例債を192%増の7億4千万円計上した。自主財源比率は49・8%。歳出の目的別では市役所東館建設(2億9200万円)や六郷地区センター建設(1億4700万円)などを盛った総務費が21・3%増の23億8700万円。小笠地域の認定こども園整備(4億5800万円)や第3子以降の保育料完全無償化など子育て環境充実にも重点配分し、教育費も3・2%増の22億9100万円と伸びた。太田順一市長は「人口が増加し、施策の手応えを感じている。より目に見える成果を目指したい」と述べた。