記事全文
平成30年4月17日静岡新聞:記事全文
見出し | 「うまみ強い」と高評価―菊川・JA遠州夢咲サエリア |
---|---|
日付 | 2018.4.17 |
新聞名 | 静岡(朝) |
面 | 20 |
連載・コーナー | 中東遠 |
ジャンル | 地域 西 |
記事全文 | JA遠州夢咲サエリア(菊川市)は16日、県内のトップを切って新茶の初取引を行った。週末の雨天で大半の工場が生産を見合わせ、上場したのは牧之原茶農協、共栄茶農協(いずれも同市)2工場のやぶきたなど3口32・19キロ。1キロ当たり最高値は5万5千円、平均9206円で、いずれも昨年の初取引よりやや高かった。18~20日には管内各地の茶が出そろう見通しだという。初取引は昨年より9日早い。3月に入ってからの高温で新芽の生育が進んだためで、赤堀邦明組合長は「今年は八十八夜商戦に向けて十分な量を供給したい」と意気込んだ。関東から訪れた茶商は「うまみが強く、初物としては相当良い」と高評価。同JA担当者も「冬の低温のおかげで芽が充実し、味が濃くなっている」と分析した。一方、生産者の1人は「側芽が意外に少なく、一番茶の生産量がどれだけ伸びるかは見通しにくい」と話した。 |