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平成30年12月28日静岡新聞:記事全文

見出し 手話言語条例を推進 意義や普及活用策考える―菊川
日付 2018.12.28
新聞名 静岡(朝)
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連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市手話言語に関する条例のつどい(市手話言語条例推進委員会主催)がこのほど、同市六郷地区センターで開かれた。市民110人が参加し、昨年4月に制定された同条例の意義や普及活用策を考えた。市内の聴覚障害者団体や手話通訳者団体などが主催し、今回が2回目。推進委員長で市身体障害者福祉会ろうあ部長の藤原基時さんは「条例制定を機に手話を覚えて話しかけてくれる人が増えた。私たちを取り巻く環境は変わってきている」とした上で、「まだ暮らしにくい問題も多い。条例の内容を早期実現し、誰でも安心して暮らせる市になってほしい」と願いを語った。会では災害時に聴覚障害があることや手話が使えることを示すバンダナを紹介したほか映画観賞や手話ゲームなどを行った。