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平成31年3月29日静岡新聞:記事全文

見出し AIキャラ「茶保子」登場 菊川市民からの質問で成長 1日から市ホームページ
日付 2019.3.29
新聞名 静岡(朝)
22
連載・コーナー
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市は4月1日から、市ホームページ上で市民の問い合わせに答えるたびに成長していくチャットボットキャラクター「茶保子(ちゃぼこ)さん」を登場させる。人工知能(AI)で市民からのよくある質問と回答のデータを蓄積。問答のパターン数が増えるに従って、キャラが赤ちゃんから大人に成長する仕組み。東京のベンチャー企業が開発したシステムで、菊川特産の茶とチャットボットをもじって命名した。専用画面を開き、キャラの案内に沿って分野や内容を選択していくと、既に学習している質問と回答が表示される。文章で質問を直接入力することもできる。学習していない質問が寄せられた場合、市担当者が新たに問答パターンを作成し、追加していく。問答は最大千件記憶でき、一定数追加するごとにキャラの口調やイラストを成長させていく。市情報政策係は「多くの人に使ってもらうことで回答の精度が高まる。育てる楽しさを感じながら、たくさん活用してほしい」としている。