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平成31年4月25日静岡新聞:記事全文

見出し 5月1日婚姻届 22市町対応 県内 改元備え特別に 窓口開設や記念品―本社調べ
日付 2019.4.25
新聞名 静岡(朝)
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記事全文 平成から令和へと元号が改められる5月1日に婚姻届の提出が相次ぐと想定されるため、県内の22市町が特別の窓口を開設するなどの対応を講じることが24日までに、静岡新聞社の調査で分かった。通常の休日より職員を多く配置するなどの対応を取る。「令和」仕様の記念撮影用パネルを設けたり、記念品を贈呈したりして祝福する市町もある。皇位継承に伴う27日からの10連休中の窓口業務対応について、県内35の全市町に尋ねた。多くの市町が5月1日に守衛室などで届け出を受け付ける通常体制ではなく、市町職員が出勤して窓口業務に当たる予定だと回答した。このうち、菊川市は1日に特別窓口を設け、婚姻届を提出した人に市のマスコットキャラクター「きくのん」のバッグなどを贈る。島田市は1日、通常の休日は閉めている市役所正面玄関を開け、職員が婚姻届の提出に対応する。通常の記念品贈呈に加え、改元を記念する装飾を施した写真パネルを用意して記念撮影に使ってもらう。 富士宮市は1日の婚姻届や出生届の特別窓口に加え、天皇陛下退位への奉謝、皇太子さま即位の奉祝の記帳所を1~10日に市役所正面玄関に設置する。静岡市は4、5日午前9時~午後4時、県と合同で県庁本館に記帳所を設けるほか、駿河区、清水区役所にも開設する。熱海市は通常の休みは配置しない職員を4月29日から5月3日まで配置し、窓口業務に対応する。