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令和1年6月7日静岡新聞:記事全文

見出し 4市事務レベルで共有 東海村の視察結果 菊川市議会 市長答弁
日付 2019.6.7
新聞名 静岡(朝)
20
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 太田順一菊川市長は6日の市議会6月定例会一般質問で、東海第2原発(茨城県東海村)の地元6市村と日本原子力発電などが結んだ新安全協定を調べるため5月下旬に職員が現地視察した結果について「(浜岡原発地元)4市が事務レベルで共有できるよう情報提供していく」と述べた。横山隆一氏(無所属)への答弁。東海第2原発の再稼働を巡り締結された新安全協定は、実質的な事前了解権を周辺5市にも広げる内容が注目された。実質的事前了解権が認められた経緯に関して太田市長は「東海村が中心となり6市村長が議論した結果を日本原電が真摯(しんし)に受け止めたものと聞いた」と説明した。横山氏からは視察結果を市民に公表すべきとの指摘があったが、市側は公表しない考えを示した。同行した掛川市は、松井三郎市長が定例記者会見や市議会の行政報告で説明する予定。一般質問は小林博文(市民ネット)、西下敦基(同)、鈴木直博(みどり21)、水野貞幸(同)、山下修(同)、横山陽仁(同)の各氏も登壇した。