記事全文
令和1年6月20日静岡新聞:記事全文
見出し | 消防職員が手話研修 聴覚障害者に迅速対応 菊川 |
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日付 | 2019.6.20 |
新聞名 | 静岡(朝) |
面 | 22 |
連載・コーナー | 中東遠 |
ジャンル | 地域 西 |
記事全文 | 菊川市消防本部は19日、市消防署で職員を対象に初の手話研修会を開いた。緊急時、聴覚障害のある人に迅速に対応できるよう、基本的な手話を身につける目的。職員約50人が参加した。講師は市身体障害者福祉会の藤原基時さんと池中美津子さん。日常の困り事や、過去の大規模災害で挙がった課題を説明した上で、「苦しいところはあるか」「早く逃げて」など救急や避難誘導に必要な手話を伝えた。 スマホを使った筆談や、市内の障害者に配布されているコミュニケーションボードの活用法も紹介した。大柳正徳副署長は「救急現場で聴覚障害のある人に対応する際、症状の把握に苦慮することもある。手話は難しいイメージがあったが、意外と分かりやすいので今後も取り組んでいきたい」と話した。 |