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令和1年6月28日静岡新聞:記事全文

見出し 袋井の工業用地整備へ 菊川でも事業化を準備―県議会答弁
日付 2019.6.28
新聞名 静岡(朝)
4
連載・コーナー 政治しずおか
ジャンル 県内政治
記事全文 県企業局の松下育蔵局長は、袋井市土橋地区への工業用地整備の事業化に向け、同市と事前協議を開始したと明らかにした。宮城氏への答弁。同局地域整備課によると、土橋地区で工業用地を計画している土地は国道1号堀越インターチェンジ西側の農地で約13ヘクタール。整備されれば、そこから数キロ離れた場所にある大和ハウス工業の中部工場(袋井市国本)が単独で移転を検討しているという。既に袋井市に進出申し出書を提出し、市が現地測量を始めた。順調なら2020年度には市と県企業局、同社で基本協定を結ぶ方針。松下局長は、菊川市でも昨年度、同局が市に技術支援をして一体となって適地調査を行うなど、事業化の準備を進めていることも説明した。適地調査は5カ所で行ったが、絞り切れていないという。ほかにも現在、富士市大淵地区と藤枝市高田地区で工業用地整備を進めている。 松下局長は「開発適地の掘り起こしを市町や関係機関と協働し、積極的に事業化を推進する」と述べた。