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令和1年9月13日静岡新聞:記事全文

見出し 多文化共生の調査報告 小笠高生 住民と意見交換 菊川
日付 2019.9.13
新聞名 静岡(朝)
18
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市の県立小笠高の生徒が授業の一環で多文化共生の課題や解決策を探っている。12日、同校で地域住民らに対して、4~8月の調査結果を中間報告として発表した。取り組んでいるのは「国語探究」と「課題研究」の授業を受講する3年生18人。これまでに、外国人児童らの就学支援施設で児童らと触れ合ったり、ミャンマー人らが働く地元企業を訪問したりして地域に潜む多文化共生の課題を探ってきた。中間報告会では代表生徒2組が発表した。言語や外国人医療の課題を挙げて、交流活動の推進や電話医療通訳の活用など解決策を示した。続いて生徒はグループに分かれて、自分たちが考えた解決策について地域住民らと意見を交わした。今後、生徒たちは地域住民らから得た意見を基に、より実行可能な解決策に近づけて再び発表会に臨む。