記事全文
令和2年1月31日静岡新聞:記事全文
見出し | 事務処理ミス根絶へ 市、対応方針を策定―菊川 |
---|---|
日付 | 2020.1.31 |
新聞名 | 静岡(朝) |
面 | 18 |
連載・コーナー | 中東遠 |
ジャンル | 地域 西 |
記事全文 | 不適正な事務処理が相次いだことを受け、菊川市は30日までに不適正事務処理防止に向けた対応方針を策定した。同日、市議会全員協議会で報告した。市役所や市教委、消防本部など全職員に対して昨年10月ごろに調査を実施した。集まった540件に及ぶ過去の事例を元に、会計処理や契約、報告・相談など分類別に誤りやすい事例を整理した。職員や職場、組織における課題を挙げ、それぞれの対応策を示した。 これまで部長職でつくる委員会で検討を進めてきた。引き続き、部署ごとに部長職をリーダーとする推進体制を構築し、ミス根絶を図っていく。このほか全員協議会では、14億円程度の合併特例債を発行し、積み立てる「市地域振興等基金」を設置する方針が示された。合併特例債の起債可能期間を5年間延長する国の措置に伴い、延長期間経過後もさらに必要な事業を続けるため積み立てたい考え。設置条例案を市議会2月定例会に提出する。 |