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令和2年5月9日静岡新聞:記事全文

見出し PCR検査場共同開設へ 掛川、菊川、御前崎3市 小笠医師会と連携―新型コロナ
日付 2020.5.9
新聞名 静岡(朝)
19
連載・コーナー 浜松・遠州
ジャンル 地域 西
記事全文 掛川、菊川、御前崎の3市は小笠医師会と連携し、近く新型コロナウイルスの感染有無を独自に調べるPCR検査場を共同開設する。掛川市が8日の市議会全員協議会で明らかにした。開設の準備に少なくともあと数週間かかる見通し。県保健所の負担を軽減し、希望者がより検査を受けやすくする狙い。素案によると、榛原総合病院の検査態勢をモデルとし、域内に仮設テントのドライブスルー式検体採取所を開設。医師会所属の医師が検体を採取し、民間機関に検査を委託する。陽性の場合は保健所に対応をつなげる。気になる症状がある患者は、帰国者・接触者相談センターに相談した上で地域の医院を受診。医師が検査の必要性を認めた場合、検査場を紹介され、患者自ら車で受検に赴く。検査場は医師の紹介がある人のみ受け入れる形にするため、開設場所や開始時期は公開しない方針だという。 掛川市は13日の市議会臨時会に運営事業費2700万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提出する。