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令和2年7月19日静岡新聞:記事全文

見出し 社会人が仕事内容紹介 小笠高で講座 健康や芸術系の9人―菊川
日付 2020.7.19
新聞名 静岡(朝)
20
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市の県立小笠高でこのほど、1年生約200人が地域で活躍する社会人に仕事内容や課題について話を聞く講座が開かれた。キャリア教育の一環。9人の社会人講師を招き、健康系、芸術系など生徒が選択した系列ごとに講座が行われた。生徒は仕事の目標を達成するまでの課題や課題に対する活動を熱心に聞いた。農業科学系列の講師は菊川市などに農場がある鈴生(静岡市)の人財部長松本剛史さんが務めた。松本さんは「全ての人がさまざまな力を発揮できるのが農業。人を育てるために農業をする」と仕事の目的を話した。神谷勘太さん(15)は「松本さんの『何を仕事にするかではなく、誰と仕事をするかが大切』という言葉が心に残った。今後の参考になる」と話した。生徒は今後、地域課題を解決するための活動を企画し、9月に各系列の代表者が発表する。