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令和2年11月25日静岡新聞:記事全文

見出し はりきり人生=裁縫ボランティア 二俣美保子さん(菊川市) マスク手作り 施設へ
日付 2020.11.25
新聞名 静岡(夕)
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連載・コーナー はりきり人生
ジャンル
記事全文 菊川市小笠東地区コミュニティセンター「くすりん」のボランティアサロンの代表を務める。会員は市内の60~80代の女性12人。和気あいあいと裁縫を楽しむ。76歳。同センターが完成した2009年から活動する。隣接する小笠東小の入学式で新入生が胸に添えるコサージュ、敬老会の記念品のはんてんなどを作ってきた。東日本大震災の被災地にはもみ殻のクッションを送った。市内全幼稚園にお手玉をプレゼントしたこともある。素材の布は地域住民からの寄付が多く、「何かしら作ってお返ししています」。コロナ禍の最近はマスク作りに専念。福祉施設や小学校向けに腕を振るう。大事にするのは雰囲気づくり。「『楽しかった』と皆が笑って帰るのが一番いい。外から見て楽しそうじゃないと若い人も入ってこないしね」と快活に笑う。演劇グループにも所属する。