記事全文
令和3年1月8日静岡新聞:記事全文
見出し | 菊川で保存会が初手もみ |
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日付 | 2021.1.8 |
新聞名 | 静岡(朝) |
面 | 9 |
連載・コーナー | 茶況 |
ジャンル | 経済 |
記事全文 | 菊川茶手揉(もみ)保存会と小笠手もみ製茶技術保存会は6日、新春初もみ会を菊川市役所庁舎東館プラザきくるで開いた。会員15人が伝統的な技法で丁寧に茶葉をもみ、1年の茶業振興を願った。会場には同市潮海寺の長泉寺から「お茶の木地蔵」を運んだ。使用したのは昨年春に収穫した一番茶7・5キロ分。会員は3台のほいろに分かれて、「葉振るい」や「でんぐり」などの工程で葉の水分を減らしたり、針状に伸ばしたりした。仕上げた手もみ茶は100歳を迎えた市民に郵送で配る。菊川手揉保存会の宮城孝雄会長(73)は「深蒸し茶の本当のおいしさを伝えたい。コロナが終息し、お茶の消費が拡大することを願う」と話した。 |