記事全文
令和3年7月4日静岡新聞:記事全文
見出し | 日本語指導の心学ぶ 小笠高 外国籍児の言語教育講師が解説 「やさしい言葉 積極的に」-菊川 |
---|---|
日付 | 2021.7.4 |
新聞名 | 静岡(朝) |
面 | 20 |
連載・コーナー | 西部 |
ジャンル | 地域 西 |
記事全文 | 菊川市の小笠高で2日、市内で活躍する社会人講師9人を招いた講座が開かれた。1年生約180人が専攻する7系列に分かれ、講師から仕事に対する姿勢を学んだ。情報技術、健康、芸術、農業科学など、各系列に関係する仕事をする講師が登壇した。人文国際系列では外国籍の児童生徒に日本語を教える、虹の架け橋菊川小笠教室の望月香さんが「やさしい日本語」について講演した。望月さんは日本語は他言語と比べて習得が難しいため「相手がわかる日本語を探し、ジェスチャーを使って伝えたいことだけ伝えて」と強調した。市内に多くの外国人が暮らす現状にも触れ、生徒は多文化共生について考えた。戸塚琉唯さん(16)は「6歳の妹に勉強を教えるとき言葉が通じないことがある。子どもや外国人にやさしい日本語を積極的に使いたい」と話した。 |