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平成29年2月11日静岡新聞:記事全文

見出し 2次総5分野 重点 菊川市 一般会計182億円―17年度予算案
日付 2017.2.11
新聞名 静岡(朝)
20
連載・コーナー 中東遠
ジャンル 地域 西
記事全文 菊川市は10日、2017年度当初予算案を発表した。一般会計は16年度当初比0・4%減の182億700万円。第2次市総合計画の初年度として、基本目標に掲げる「教育・子育て支援」「健康長寿」「地域活性化」など5分野の施策展開に重点を置いた。同日開会の市議会2月定例会に提出した。 国民健康保険や介護保険など5特別会計は0・1%減の98億8800万円、病院と水道の両事業を合わせた企業会計は2・4%減の81億4300万円。 一般会計の歳入では市税が1・5%増の71億3200万円。国・県の補助を受けて中央幼稚園の認定こども園化に伴う園舎整備を行うため、国庫支出金は1・8%増の20億9400万円、県支出金は13・5%増の12億4500万円を見込んだ。 市役所小笠支所移転工事など大型事業の完了で合併特例債が減額となるため、市債は22・6%減の13億7700万円。財政調整基金からは0・1%増の4億7100万円を繰り入れ、収支不足を補う。歳出では、子ども子育て支援制度や西中と東中への無線LAN整備などで教育費が22億2千万円と5・2%増える。商工費は97・6%増の3億円で、ふるさと納税の推進事業費を盛り込んだ。総務費は内田地区センターの整備終了などで、18・1%減の19億6800万円を計上した。太田順一市長は「(1月の)市長選で市民に訴えてきた事業を予算化した。人口増など手応えを感じつつある中、さらなる成長につなげる」と述べた。